【オーストラリア在住ライター直伝】スリル満点の絶景奇岩! ホワイトロック制覇3つのポイント(オーストラリアアウトドア部)

ホワイトロックの頂上

オーストラリアで登山? なんて首を傾げられている方もいるかもしれません。でも世界地理の時間を思い出してください。「グレート・ディヴァイディング山脈(Great dividing range)」とか「大分水嶺山脈」という名前を思い出された方もいるのではないでしょうか。じつはこれ、世界で四番目に長い山脈なんです。だから登山も楽しめるんです!

こんにちは。海外書き人クラブ会員、オーストラリア・ブリスベン在住のユッキーです。

確かにオーストラリアには高い山はありません。最高峰はコジアスコ山でも2228メートルしかないです。ただし「山の魅力は高さでは決まらない」と言います。……言っているのは主に私ですが、東京近郊なら丹沢表尾根縦走は尾根歩きの魅力が満喫できます。関西では芦屋から六甲山に登る道もスリリングですよね。
というわけで、今回はブリスベンの隣町であるイブスウィッチ市のWhite Rock Conservation Parkにあるその名もWhite Rockを紹介しましょう。駐車場から往復2時間くらいで、「時間的」には気軽に楽しめます、時間的には。

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注意点1 持ち物は軍手を忘れるべからず

往復2時間と短いのでオーストラリア人なんかはウォーターボトル(水筒)一本握ってとか、場合によってはそれも持たずにという人もいます。でもやっぱり水と携帯食くらいは持って行ったほうがいいと思います。ただし標高は公式発表がないのでわからないですが、たぶん2~300メートル程度。「山の天気は変わりやすい」という常識はあてはまらないので、天気予報が良かったら雨具は持たないのも手かもしれません(あくまでも自己責任でお願いします)。ただし! ウインドブレーカーはあったほうがいいです。
それから「掌にグリップがついている頑丈な軍手系手袋」は必携。それから私はついつい半袖短パンで登ってしまいますが、本来は長袖長ズボン(しかも破れてもいいもの)がオススメです。理由はあとで説明します。

注意点2 出発地点は「Paperbark Flats Picnic Area」に設定


出発地点への交通手段は、基本的には車です。公共交通機関だと最寄のRedbank駅からでも2回バスを乗り換えて、そのあと徒歩28分。ちょっと現実的ではないですね。
車だとブリスベンの中心部から40分ほどです。目的地を「White Rock Conservation Park」と入れるとグーグルマップの場合一般車が通れないレンジャー用の道まで記してしまうので、「Paperbark Flats Picnic Area」と入れてください

注意点3 王道のルートを通らない

「White Rock Conservation Park」の案内板のところに、イプスウィッチ市ブローシャーが置かれています。下記のサイトでもダウンロード版が手に入ります。

White Rock – Spring Mnt Conservation Park(イブスウィッチ市役所発行)
その地図にある黄色いライン、「White Rock Multi-User Trail」というのがホワイトロックへの王道とされています。そして確かにホワイトロックのふもとまで到着します。ただし!
延々退屈な道が続きます。というのは「Multi-User Trail」というのは「マウンテンバイクも乗馬もできる」という意味です。ここはそれどころでなく四駆でない車でも平気で走れる道(実際は一般車両は通行止めになっていますが)が延々と続くんです。
というわけで、スタート地点から約1キロ。ほぼ垂直に左に曲がったあと、20メートルほど進むと分かれ道があって「White Rock Multi-User Trailは右」という標識が出てきますが、無視して直進してください。50メートルもしないうちに、人ひとりがやって通れるくらいの右側にけもの道が出てきます(一応トレイルがある旨の標識があるのですが、少しわかりづらいです。もしも2分ほど進んで見つからなかったらおそらく行きすぎなので戻ってみてください)。
下記の地図をご参考に。途中でわかれるオレンジの道がオススメです。

ホワイトロックへの地図

ここからの道は「登山道」らしくて、歩いていて楽しいです。じつはここまでの1キロも「White Rock Multi-User Trail」なので、退屈と言ったら退屈なのですが、全行程が退屈なのと全体の3分の1が退屈なのだったら、やっぱり後者を選びますよね?

小高い丘に到着

 

ホワイトロックへの登山道

この登山道は公式パンフレットに載っていないわりにはちゃんと矢印付きの杭などが立っていて非常にわかりやすいです。途中、なかなか景色がいいところもあったりして、楽しく歩けます。
そして歩くスピードにもよりますが、30~50分ほどで小高い丘に着きます。そして谷の向こうに見えるあれ! あれがホワイトロックです!

遠くからホワイトロックを見たところ
いったいどうやって登るんだ?

いざホワイトロックへ

その小高い丘を一度下りますが、結構な急こう配です。しかも目の粗い砂岩なので、こするとすぐに怪我をします。手袋と長袖・長ズボンがオススメと書いたのはこういう理由からです。

丘を降りてしばらく行くと、今度はこんな光景に。これがホワイトロックで、この上を目指します。相変わらず「いったいどうやって登るんだ?」という感じですよね。

ホワイトロックの断崖

ぐるーっと右側に回ると、こんな看板が出てきます。この左奥に登頂ルートがあります。

ホワイトロックの看板

ホワイトロックへの最後の登り

こんな感じですね。ここも砂岩なので、こすると大変です。しかもかなり急勾配のロッククライミング状態だし、足場が確保しづらい。まれにみる短足だけど身長181センチある私だと問題なく行けますが、背が低い女性などだとやはり大変みたいで、せっかくここまで来たのに断念する人続出です。助けてあげたいのはやまやまなんですが、子どもだと下からお尻を押してやったりできるんですけど、見ず知らずの女性に対しては「押しましょうか」というだけでもセクハラっぽく聞こえかねないので。

とうとうホワイトロック頂上へ

 

ホワイトロックの上から

ⓒ Taiga Yanagisawa 2016

そんな難所もせいぜい高度20メートル。そして到着するのがここです。8畳ほどの広場の中央に1畳ほどの高台。360度広がる絶景! テンションが高まって……。

ホワイトロックの頂上

ホワイトロックの頂上

……こんなアホ写真を撮りたくなるのもわかりますね。

ホワイトロックの頂上から下を見たところ

とはいえこの頂上のまわりはどこもこんな断崖絶壁足を滑らせたらかなりの確率でご昇天ですから、ご注意を。特に「カメラのファインダーを覗いたまま」とか「自撮り」しようとするときが危険です。写真を撮るにしても、まず足許を見て移動。そこでカメラやスマホを構えてみて、もしも気に入らなかったら、一度カメラから目を離し、足許を見ながら移動。位置が決まったらまたカメラやスマホを構えるようにしてください。
日本だとこういう場所はおそらく「立ち入り禁止」になるんでしょうけど、オーストラリアはなんともおおらかですね。

それからこんな感じの場所なので、突風が吹き荒れていることがあります。最初に「ウインドブレーカーが必要」と書いたのはそういう意味です。また風で仮にゴミなどが飛んだとしても、絶対に追わないでください。自然も大事ですが、命のほうがもっと大切です。
さて、「帰りは別のルート」と考えて、「今度は王道のWhite Rock Multi-User Trailを」と思う気持ちはわかるのですが、悪いことはいいません。帰りもけもの道ルートにしましょう。でないと絶対に厭きますから。

【文:海外書き人クラブ ユッキー】

(「海外在住ライターを使ってみたい」と思われている方。「海外在住ライターになりたいと思われている方。耳寄りな情報があります。ぜひこのページの下のほうまでご覧ください)



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