オーストラリアはいよいよ夏本番。家族旅行や新婚旅行などでゴールドコースト行きをお考えのみなさん。それからオーストラリアのブリスベンやゴールドコースト近辺在住で家族旅行を検討中のみなさん。今日は対岸にある「秘島」アイランドリゾート「クーランコーブアイランドリゾート」の魅力を紹介します。ちなみに「コーランコーブ」と表記しているサイトもありますが、正しくは「クーランコーブ」です。
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こんにちは。海外書き人クラブ所属、オーストラリア在住ライターの柳沢有紀夫です。
「クーランコーブアイランドリゾート（Couran Cove Island Resort）」というのは、サウスストラドブローク島というそれなりに大きい砂の島の中にあるリゾートです。行き方はホープハーバーマリーナ（Hope Harbour Marina）から送迎フェリーに乗って、30分ほどで到着です。マリーナまではゴールドコーストの中心部であるサーファーズパラダイスからだと、車で30分強です。
はい。こういう位置関係です。一応ゴールドコースト市本土の対岸ではあるのですが、サーファーズパラダイスあたりから見えないのはそのためです。さきほど「秘島」と書いたのは……そういう意味です。すみません。
それでは名誉挽回のために、ここがオススメの理由を一つ一つ書いていきましょう。今回は画像を中心にお届けします。
1 せわしない予定を立てる必要がない
じつはゴールドコーストの街中には、それほど大きなツーリストアトラクションがあるわけではありません。オーストラリアのケアンズやハワイのワイキキと同じですね。まあ、目の前にあの長いビーチがありますが、海外に来てまでビーチで1日のんびりしていたいという人もいないのではないでしょうか。
もちろん【4つのタイプ別 ブリスベンのおすすめプール】でも紹介した「ホワイトウォーターワールド」と「ウェットンワイルド」といったウォーターパークや、「ドリームワールド」や「ムービーワールド」といったテーマバーク、ウォーターパークとテーマバークの融合型である「シーワールド」、さらには「パラダイスカントリー」という動物バークに行けば、丸1日遊べます。
でも「どうせ移動に時間がかかるなら島に渡って3～4日遊びまくるのも手なんじゃない？」というのが今回の提案です（いわゆる「移動疲れ」も最小限で済みますし）。
というのも……。
2 大人から子どもまで様々なスポーツが楽しめる
クーランコーブアイランドリゾートでは様々なウォータースポーツや陸上スポーツ、屋内スポーツが楽しめます。
無料のものはカヤック、25メートルブール、子ども用プール、テニス、卓球、シャトルボードなどなどなど。
このうち私のおすすめはカヤックです。クーランコーブのコーブは「入り江」という意味。波なんてまったくない中、リゾート施設をぬうように進むのは爽快そのものです。
有料のものだとスピードボートツアー、バラセイリング、ジェットスキーなどのアドレナリン系から、自転車や釣り道具の貸し出しといったのんびり系まで。それからバギー（小型の四駆）で砂の中を進み、「砂すべり」やセグウェイを楽しむ半日ツアーもあります。
スポーツではないですが、島の反対側（太平洋側）まで行くリゾートトレイン（線路はないので「小型送迎バス」といった感じです）も無料です。
3 ビーチが空いている
その小型バスまたは自転車で行く対岸のビーチがまた素晴らしいのです。磯釣りならぬビーチ釣りをしている人もいますが、ビーチの楽しみと言えば子どもたちにとってはやはり砂遊びや貝殻さがし！ ……親としては「せっかくいろいろなスポーツができるところ来たんだからあれこれしようよ」と思わないこともないのですが、子どもたちにしてみたらまったく混んでいないビーチはとてつもない宝物なんでしょうね。
この砂浜が本当にきれいです。あと、踏むとキュッキュッと音が出る「鳴き砂」のところがあります。
ちなみに右側の旗の向こう側にかすかに見えるのが、ゴールドコーストの南端、クーランガッタという地域です。
4 朝や夜も楽しめるアクティビティもある
前の日に目いっぱい遊んだので疲れて早く寝た関係で早朝に目覚めたけど、やることがなくて退屈した。……海外旅行の「あるある」の一つだと思います。でも「クーランコーブ」なら安心です。
野生のワラビー（小型のカンガルー）や野鳥の姿を眺めるもよし。ジャングルっぽい遊歩道を散策するもよし。
そして夜は星空を眺めるもよしです。
5 キッチン付きで安上がり
クーランコーブアイランドリゾートはちょっと足りないものをあげるとすると、「レストランやカフェ」の数。島の反対側にあるものも含めて4つしかありません。でもご安心を。
ここにはホテルのようなスタジオタイプから4ベッドルームまで様々な広さの部屋があるのですが、どれにもそれなりのキッチンがついています。
特に子ども連れの場合、1日中遊びまわってクタクタになっているのにレストランに行くのは大変で、「部屋で冷凍ピザ」とかのほうが良かったりします。
リゾート内にはそれなりの大きさのジェネラルストア（コンビニ）もあり、冷凍食品やパンやミルクなど一通りのものは置いてあります。意外と寒いなと感じたらロゴ入りのフリースなんかを、自分へのおみやげがてらに買うのもいいかもしれませんね。
以上、クーランコーブアイランドリゾートの魅力を画像中心でお届けしました。
※情報は執筆時のもので、その後変わる可能性があります。
クーランコーブアイランドリゾート（Couran Cove Island Resort）
【まとめ】 クーランコーブアイランドリゾートの魅力は……。
- せわしなく予定を立てる必要がない。好きなペースで、かつあれこれ楽しめる
- アクティブに過ごしたいのなら、大人から子どもまで様々なスポーツが楽しめる
- 対岸のビーチが無茶苦茶空いていて、砂浜もきれい
- 早朝から夜まで楽しめるアクティビティがある
- キッチン付きで安上がり。施設内にコンビニもある
【文：海外書き人クラブ 柳沢有紀夫】
（「海外在住ライターを使ってみたい」と思われている方。「海外在住ライターになりたいと思われている方。耳寄りな情報があります。ぜひこのページの下のほうまでご覧ください）
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