(海外書き人クラブがお届けする『死語辞典』が、1980年代に流行った「アッシー/アッシーくん」の意味を解説します)
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「足代わりとして、便利に使える男」のこと。「足」代わりだから「アッシー」。
たとえば夜遊びして、終電を逃したか電車で帰りたくなく、でもタクシー代はケチりたいか、タクシーがなかなかつかまらないとき、電話一本すれば自家用車で駆けつけて、家まで何ごともなく送り届けてくれる男のこと。恋人ではなく、肉体関係もない。でも「そのうちそんな気になるかも。ウフフ❤」という雰囲気はさりげなくふりまいておいて、でも「そのうち」が来たためしは一度たりとてないとか。
それでも、けなげなアッシーくん。もしかしたら彼らはM男だったのかもしれない。または本人に「アッシー」扱いされているという自覚がなかったのか(涙)
用法は「アンタ、あんな男とつきあってんの?」「冗談やめてよ。あんなのただのアッシーよ」とか。
【類義語】 メッシ― ミツグくん