【東京新発見】銭湯・桜館。開放感上々の露天風呂に、漆黒の黒湯。その他4つの魅力

桜館の外観

東京都大田区で、またまたすさまじい銭湯を見つけました! その銭湯とは、東急池上線の池上駅から徒歩6分の「桜館」(さくらかん)です。

こんにちは。海外書き人クラブの「銭湯員」こと、ユッキーです。

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いや、じつはこの「桜館」の存在は前々から知っていて、実際に足も運んだことがあるのです。ところが運悪くその日は定休日。……はい、「運悪く」ではなく「確認不足」です(笑)

とはいえ、オーストラリア在住の私がそうそう行く機会もなく。

いつしか時は流れましたが、5年越しの夢をかなえることができました。そして今、思います。「夢をかなえて良かったぁ」と。

その「桜館」の魅力を源泉かけ流し状態でたっぷりお伝えしようと思います。

桜館の入り口

 

1 黒湯の濃度が濃い!

桜館の看板

「黒湯」というのは植物性の有機物が含まれる温泉。「黒褐色」と言われてもわかりづらいでしょうが、ズバリ「コーヒーの色」と思っていただければいいと思います。いわゆる「にごり湯」の一つですが、黒いのは珍しいのではないでしょうか。

この「黒湯」の銭湯、東京都大田区界隈にはたくさんあります。が、私が今まで行った10ヵ所近くの中でも、ここの濃度は最高レベルです。5~6センチ沈めた手がまったく見えなくなるほどですから(普通は10センチほど沈めないと見えなくはなりません)。

まあ、色が濃ければ温泉成分が濃いというわけではないでしょうが、この濃さは見ごたえ・入りごたえがあります。

 

2 露天風呂の解放感が上々

東京の銭湯の露天風呂はまわりに高い建物がもともとあったり近年できたりして、数メートルの高い壁があって上部以外は視界が遮られることがほとんど。まあ、それでも青空や星空が見えるのは心地いいですが……。

でもこの桜館の三階にある露天風呂、壁がそれほど高くはないのでそれなりに解放感があります。西品川温泉宮城湯のように「遠くのビルが見える」というほどではありませんが、なかなかのものです。

ただこの「桜館」、1階部分の風呂と、2階と3階(ここが露天)部分の風呂が、月の前半と後半で男湯・女湯入れ替えになります(日替わり・週替わりと頻度は違いますが、戸越銀座温泉や西品川温泉宮城湯と同じスタイルですね)。3階の露天風呂が楽しめるのは前半が女湯・後半が男湯です。

また冬季には露天風呂は開放していません。春から秋でも曜日によって、開放していたりしていなかったりです。「黒湯の露天風呂」を目的とされる方は、下記の「開放日」を事前にしっかり確認してください。

桜館の看板

ちなみに1階のほうでも、3階ほどの解放感ではないですが露天風呂はあります。そして桜の季節には花見をしながら浸かれるのだとか。ぜひ一度経験してみたいものです。

桜館の桜

 

3 3階の露天風呂は温度が違う2段浴槽

話を3階の露天風呂に戻すと、ここには温度が違う2段の浴槽があります。いずれも4畳半程度で銭湯の露天風呂の浴槽としてはなかなかの広さ。混んでいなければしっかりと足も伸ばせます。

2段で上段から下段にお湯が流れるようになっているため、上が熱めで下がぬる湯とバリエーションがついているところもうれしいです。ちなみに上も長いこと入っていられないほどの「江戸っ子用あつ湯」ではなく、適度な温度です。

 

4 食事処が充実

個人的には銭湯に飲食を求めていません。湯上りのビールはそりゃあおいしいですが、別に風呂から出た直後に飲む必要はなく、銭湯の飲食スペースで生ビールと超簡単なおつまみだけで一杯ひっかけるよりも、どうせなら居酒屋に腰を落ち着けてちゃんとした料理で飲みたいと思うタイプです。

ところが! この「桜館」、銭湯の食事処のレベルを完全に凌駕するメニュー数とこった品々。定員は畳敷きの座敷、テーブル席、カウンター席合わせて約60名。普通の飲み屋としても成立しています(実際に銭湯を利用せずに飲みにだけ来ているお客さんもいる模様)。

桜館の食事メニュー

私は残念ながら訪問当日は飲み会の予定があったので眺めただけでしたが、次はぜひ一杯ひっかけて帰ろうかと思いました。

 

私が「ホーム銭湯」(「よく利用する銭湯」という意味の造語です)としているのは、東急池上線戸越銀座駅(または都営地下鉄浅草線戸越駅)の「戸越銀座温泉」、東京目黒線武蔵小山駅の「武蔵小山温泉清水湯」、そして東急大井町線荏原町駅の「新生湯」の3ヵ所。それらと比べると東急池上線池上駅から徒歩8分の「桜館」は、都心で仕事をしてから立ち寄るのに便利とは言えません。でーも。

第4のホーム銭湯にしたいなと思うほどの充実度でした!

池上駅は蒲田駅から2つめなので、特に京浜東北線利用者はぜひ訪れてみてください。

銭湯内部の写真はぜひ下記の公式サイトで。

桜館 公式サイト http://sakurakan.biz/

 

東京の銭湯のオススメ記事はこちら↓。

(文と写真 ユッキー)

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