【死語辞典】(80年代) スッチー

(海外書き人クラブがお届けする『死語辞典』が、1980年代に流行った死語「スッチー」の意味を解説します。用例もアリ。これであなたも死語博士!)

 

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「スチュワーデス」の略称。現在では「スチュワーデス」も死語かもしれない。「女性客室乗務員」「女性キャビンアテンダント」「女性フライトアテンダント」のこと。ちなみにかつては「エアホステス」「エアガール」と呼ばれた。

この言葉を広めたのは(もしかしたらつくったのも)、間違いなく作家の田中康夫さんだろう。美人が多く、華やかなイメージがありながら、上品なマナーも身につけていて、知性があるということで、当時は「合コンしたい職業ナンバーワン」だった。あと、制服もポイントをアップさせる要因の一つだった。女医とかナースとか、日本人の男って、全体的に「制服フェチ」なところがあるし……。

用法は以下の通り。

男A 「あのさ、今度の木曜日、合コンなんだけど」

男B 「あっ、オレ、残業だから。パスね」

男A 「そっか。相手はスッチーだったんだけど

男B 「なんでスッチーだって、先に言わないんだよ。行く行く! 残業、ブッチして行く!」とか。

ところが新卒採用が減って高齢化が進み、格安航空会社との対抗上、アルバイトや外国人のフライトアテンダントが増え、しかもじつは結構過酷な労働条件であることが判明したため、かつてほどのブランドイメージはない。

【関連語】 デパガ

 

『死語辞典』のチョベリグな使い方

 

1) 1950年代から2000年代にかけての死語の「意味」「時代背景」ドンピシャリと解説。「用例」も極力ワンサカ載せます。

2) 画面上のほうのメニュー欄の「死語辞典」にカーソルを合わせると、年代ごとの死語がモロ見えになります

3) 画面右側の「検索機能(虫眼鏡マーク)」に知りたい死語を打ち込むと、バッチグーな答えが得られます。

4) 世代が違う方とのコミュニケーションギャップも、パーペキに埋められます。飲み会が「どっちらけ~」になることも避けられます。

5) 死語の解説は、管理人の独断により行っています。偏りは重々承知の助。どうぞ許してチョンマゲ! (間違いのご指摘はお待ちしております)

6) 「こんな死語もある」というご投稿もウハウハ大歓迎です(すべて反映するとは限りませんが)。なお、著作権は当ブログの管理人が持つものとします。

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