【死語辞典】(70年代「ナ行」の死語まとめ)

海外書き人クラブがお届けする『死語辞典』。「1970年代」に流行った死語とは? そのうち「ナ行」から始まるものの意味と用例・用法をまとめました。

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ナイン

「ボイン」の反対語。「ボイン」じゃ「ない」から「ナイン」。今で言う「貧乳」「ちっぱい」「微乳」よりも小さい。

感覚的には「洗濯板<ナイン=貧乳=ちっぱい<微乳」。……別に式にしなくてもいいよね。

【関連語】 ボイン

【類義語】 ぺちゃばい 洗濯板

ナウい/ナウな

「英語+い」型の「日英チャンポン語」流行の走りかもしれない。「Now」に形容詞の語尾である「い」をつけたわけだね。生まれたころはナウかった「ナウい」も、すぐにダサい言葉の代名詞になった。

用法は「ナウでヤングな若者たち」とか。今、使うとしたら若作りしている「ちょいワル」風の上司に「部長、ナウいですね!」とヨイショ一発! ……大昇進か即リストラか、どちらかだね。でも人生はチャレンジ! 「人生ゲーム」(日本発売は1968年)のコピーだって「億万長者になるか、貧乏農場に行くか」だったから。……ものすごい二者択一だとは思うけど、当時から「自己責任」の「格差社会」を提唱していた人がいたんだね。

ちなみにトランプ(大統領じゃなくてカードゲームのほう)の「大富豪」(または「大貧民」)も、強烈な格差社会だと思う。プレーヤーが四人なら、大富豪か富豪か貧民か大貧民だけで、上流階級か下層階級のどちらかだから。「みんなが中の上」がしあわせな社会だと私は思っていたのだけど、「一億総中流社会をぶっ壊す!」みたいに密かに狙っている人がいたのだね。……考えすぎだよね、私。

でも、大富豪が流行り始めたころから、一億中流社会が崩れ始めた……というのは、こじつけすぎかなあ。こじつけだね。

【類義語】 イマい

なんちゃって~っ

何かを言ってシラけてしまったときや、ギャグが受けなかったとき、誤魔化すために用いる。また自分の発言が押しつけがましく聞こえないように、最後につける

「目立ちたがり屋」とか「しったかぶり」とか「知識をひけらかす人」に思われないようにするための、極めて日本的な配慮っていうの?

用法は、「私っていい女、なんちゃって~」とか。

ネンネ

世間知らずの女の子。特に「性」に関して無知すぎるティーンエイジャーの女の子のこと。用法は「あの娘はまだネンネだね」。

もちろん、幼児語で「睡眠」「お昼寝」の意味もある。たぶん「(まだまだ性に)目覚めていない赤ん坊」という意味から、「あの娘はまだネンネだね」という言い方が使われるようになったのだろう。

ノータリン

頭の中が空っぽな様子。おそらく「脳足りん」から来たのではないかと思われる。

また「直帰(ノーリターン)」のことを、「今日、オレ、ノータリンね」という、まさにノータリンな「オヤジギャグ」もあった。

今、使うとしたら、ウメボシくらいの大きさの脳みそしかなくて、尻尾に石が落ちたのが頭に伝わるまで一時間くらいかかる恐竜に対して、「お前って、ホントにノータリンだなあ」と言うとか。あっ、現代に恐竜はいないか。私がノータリンだね。

【類義語】 パ―プー

ノープログラム

単に「ノープロブレム」をわざと言い間違えただけ。言ってみれば、プロブレムだらけの表現。用例は「気にしない気にしない、ノープログラム!」。

ノー問題

英語の「No」と日本語の「問題」を合わせたもの。意味は「問題なし」

用法は、「どう? うまくいってる?」「はいはい。ぜーんぜん、まったく、ノー問題です!」。

経験から言わせてもらえば、こういう威勢のいい答えが返ってきたときほど、疑ってかかったほうがいい。だいたい人間っていうのは、自信があるときほど寡黙になるか、仮に饒舌になったとしても具体的にどんなふうにうまくいっているのか、自慢げに話すもの。「饒舌なんだけど話に具体性なし」っていうのが、一番信用できない。

ノー問題です」という肯定形以外に、「ノー問題?」と疑問形にすると、「何か質問は?」といったニュアンスにもなった。「……という感じで進めてもらいたいんだよ。ノー問題?」とか。

 

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※ このページのいちばん下に【『死語辞典』のチョベリグな使い方】を記しました。そちらもぜひご覧ください。

 

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『死語辞典』のチョベリグな使い方

 

1) 1950年代から2000年代にかけての死語の「意味」「時代背景」ドンピシャリと解説。「用例」も極力ワンサカ載せます。

2) 画面上のほうのメニュー欄の「死語辞典」にカーソルを合わせると、年代ごとの死語がモロ見えになります

3) 画面右側の「検索機能(虫眼鏡マーク)」に知りたい死語を打ち込むと、バッチグーな答えが得られます。

4) 世代が違う方とのコミュニケーションギャップも、パーペキに埋められます。飲み会が「どっちらけ~」になることも避けられます。

5) 死語の解説は、管理人の独断により行っています。偏りは重々承知の助。どうぞ許してチョンマゲ! (間違いのご指摘はお待ちしております)

6) 「こんな死語もある」というご投稿もウハウハ大歓迎です(すべて反映するとは限りませんが)。なお、著作権は当ブログの管理人が持つものとします。

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