【オーストラリア在住ライター直伝】ブリスベンの高尾山!? マウントクーサ主要5ルートを徹底解説(オーストラリアアウトドア部)

マウントクーサの鳥

ブリスベンの市民憩いの山、マウントクーサ。車でサミット(頂上)ルックアウトまで行けますが、じつはいくつかの登山ルートがあって、違いもいろいろでなかなか楽しいものです。そこで今回は主要5ルートを解説します。

こんにちは。海外書き人クラブ所属、オーストラリアアウトドア部のユッキーです。

ちなみにマウントクーサ(Mount Coot-tha)はどこが頂上なのかわかったようなわからないような山で、山の上のほうをぐるりと一周するSir Samuel Griffith Driveという車道が走っています。ちょうど富士山の「お鉢」みたいな感じですね。というわけで、「本当の最高峰の剣ヶ峰まで行かなくても、お鉢にたどり着けば登頂とする」というローカルルールのある富士山と同じく、このSir Samuel Griffith Driveまで到着すれば制覇だと考えてください。富士山とはレベルはだいぶ違って、どのルートも往復で1時間程度ですが。

またマウントクーサには「登山」「マウンテンバイク」「乗馬」の共用ルート(マルチユーストレイル)があります。実際に乗馬で通る人は少ないですが、マウンテンバイクはかなり多いです。ルールとしてはマウンテンバイクは登山者に道を譲らないと行けないのですが、どこの世界にもルールやマナーを無視するならず者はいるので、マルチユーストレイルを通るときは充分注意してください。また「登山者禁止」の「マウンテンバイク専用ルート」もかなりあるので、入り込まないように注意してください。

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トレイルの種類を表す標識

この写真だと「登山OK」「マウンテンバイクNG」「乗馬NG」になります。

各ルートの地図はブリスベン市役所のMount Coot-tha track mapをご覧ください。

なお、基本的には車で行くことを想定していますが、バスでも行けます。詳しくはクイーンズランド州政府交通局のJourney Plannerで検索してみてください。

1 サミットトラック(Summit Track) 片道1.9キロ

マウントクーササミットルックアウトトラック

マウントクーサ登頂ルートの定番中の定番。山の東側からのアプローチです。何年かブリスベンに住んでいて登ったことがない人はほとんどいないのではないでしょうか。道は綺麗に整備されてい、ところどころに階段はありますが、岩登りのようなところはありません。というわけで、幼稚園児くらいの小さな子を連れた家族連れからマウンテンランナーまで、様々な層でにぎわうルートです。

スタート地点はJC Slaughter Falls Picnic Area。このピクニックエリアに入ってすぐに駐車場がありますが、ず〜〜〜〜と先の登山道入り口付近にもいくつか駐車スペースがあります。私は今まで数十回登っていますが、大混雑で停められないということは経験していないので、すぐに登山を始めたい方は、とりあえずいちばん奥まで行ってみて、もしもスペースが空いていなかったらUターンして最寄りのところを探せばいいのではないかと思います。

ルートは「低木の雑木林」という感じなので、夏の昼間は直射日光もあたり暑いです。登りっているときの左側(東側)が谷になっているので、朝も陽が当たります。いちばんのオススメの時間帯は夕方です。

このルートにはHovea TrackとAboriginal Art Trailという2つの脇道があります。Hovea Trackは「これぞ登山道「という感じでなかなか気持ちがいいです(最初に登ったかと思ったら、かなり下ってサミットトラックに合流するので高度は稼げませんが)。Aboriginal Art Trailはその名の通り、道の脇に先住民アボリジニのアートが置いてあったり、彼らの壁画が見える展望スペースがあります(昔は展望スペースがない代わりに壁画のそばまで行けたのですが今では正式にはアプローチ不可のようです)。

ルートの終着点であるSir Samuel Griffith Driveに着いてから左に300メートルほど歩いていけばサミットルックアウト(頂上展望台)あります。ここにはレストランやカフェ、そして売店もあるので、「頂上ビール」とか「頂上アイスクリーム」を自分へのご褒美にするのもいいと思います。

2 ハニーイータートラック(Honeyeater Track) 片道2.1キロ

こちらはサミットルックアウトへ西側からアプローチするルートです。ご来光の記事のときにつかったのがこのルートです。ここも低木の雑木林の中を通るルートで頂上に着くまでの見晴らしはあまり期待できませんが、登山道は整備されていて段差はほとんどなく、非常に歩きやすいルートです。朝夕には近所の人がウォーターボトル一本持って散歩代わりに登っています。

行き帰り同じ道だと退屈という方は、行きは途中の分岐を右に折れてReservoir Trailに入るのも手。距離は身近ですが角度が急なルートで、ルートの終着点であるSir Samuel Griffith Driveの手前でハニーイータートラックと合流します。ただし急坂でしかも遮るものがなく、下りは「足を滑らせたらやばいなあ」なんてことを考えてばかりになるので、オススメはしません。

Sir Samuel Griffith Driveに出ると右側350メートルくらいのところにサミットルックアウト(頂上展望台)があります。

3 ココダトレイル(Kokoda Trail) 片道900メートル

ココダトレイル看板

ココダトレイル

ここはスタート地点からしばらくはゆるい上り坂といった感じなのですが、ラスト3分の1くらいは20〜30度くらいの急坂になります。たいした角度ではないと思われるかもしれませんが、階段でも岩場でもない「坂道」で20〜30度くらいというとかなり急。しかも下が砂利っぽくなっていてズルズルとすべりそうでかなり怖いです。

正直言ってあんまり楽しくないルートですが、トレーニング用としては人気があります。

ちなみに「ココダトレイル」というのは第二次世界大戦中、パプアニューギニアで日本軍が切り開き、その後オーストラリア兵と激戦を交えたリ、「死の行軍」をしたとされる同名の場所から名づけられています。「死の行軍」並みに急なルートということでしょう。

ルートの終着点はSir Samuel Griffith Driveですが、サミットルックアウト(頂上展望台)からは2〜3キロ離れた「チャンネル9」というテレビ局の電波塔の近くに出ます。

4 ジャクソントラック(Jackson Track) 片道1.5キロ

ジャクソントラック

ジャクソントラック

マウンテンバイクなども通るマルチトレイルを1キロほど歩いたあと始まる非常に整備された登山道です。このルートも「チャンネル9」の電波塔の近くに出るので、登りは3の「ココダトレイル」、下りはこの「ジャクソントラック」にしてBellbird Trailという道を経由して戻ってくるという周回ルートにすることもデキます。

ベルバードトレイル

これがBellbird Trailです。降りてきたと思ったらまた少々上る感じになりますが。

5 シンプソンフォールズトラック(Simpson Falls Track)+ユーギニアサーキット(Eugenia Circuit)+フェアリーレンサーキット(Fairywren Circuit) 片道2.3キロ

シンプソンフォールズトラックの看板

「サーキット」というのは周遊ルートという意味。一本道の先に2つの周遊ルートがついていて、道中の大半、行きと帰りで別ルートを取れるのがたのしいです。ここも非常によく整備されています。

ユーギニアサーキットに入る分岐点にあるシンプソンフォールズからの眺めもなかなかです。

【文:海外書き人クラブ ユッキー】

(「海外在住ライターを使ってみたい」と思われている方。「海外在住ライターになりたいと思われている方。耳寄りな情報があります。ぜひこのページの下のほうまでご覧ください)



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