【インドネシア在住ライター直伝・緊急】インドネシア・ロンボク島の地震の被害状況および今後の地震に備えて

ロンボク島

インドネシアのロンボク島で2018年7月29日に続き、8月5日にも非常に大きな地震がありました。インドネシアといえばジャカルタに滞在している日本人も多いですし、バリ島をはじめ多くの人気観光地があります。

地震後の状況はどうなっているのか。海外書き人クラブ会員でインドネシア・ジャカルタ在住のさいとうかすみさんが8月8日現在の近況リポートを寄せてくれました。

インドネシアに在住または滞在されている方々、旅行を計画されている方々のために、ぜひこの情報を広めていただければと思います。

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1 ロンボク島はどこにあるか?

ロンボク島は、インドネシアの首都ジャカルタのあるジャワ島の東にあるバリ島から、さらに50キロほど東に位置します。白砂の美しい浜辺とトレッキングで人気の高いリンジャニ山を持つ自然豊かな島で、第2のバリ島として注目を集めています。

 

2 インドネシアの地震

環太平洋地震帯の地図

インドネシアは地震の多い国です。東西に5千キロ以上に延びるインドネシア諸島は、1万数千の島からなり、国全体が環太平洋火山帯の中にすっぽりと入ります。とりわけ、北東部のスマトラ島周辺は、世界有数の地震多発地帯として知られ、過去10年以内でもマグニチュード7以上の地震が頻発しています。

 

3 ロンボク島の地震(7月29日)

7月29日、マグニチュード6.4の地震を記録、17名の死者を出し、350人の負傷者が出たとされています。震源は島の北東山間部で、リンジャニ山にトレッキング中の700人以上の人々が一時下山できずにいました。中には日本人の登山客もいたが自力で下山できたと報告されました(8月5日付、死者が約20人追加されたという報道あり)。

山間部では、家屋が倒壊し、多くの住民が避難生活を余儀なくされています。インドネシア政府は寄付金を復興に充てることとして、事態の鎮静化、早急な復興を目指していました。

 

4 ロンボク島の地震(8月5日)

山間部の住民が避難生活をしている最中、たびたびの余震は続いていたものの、津波の心配もなく、西海岸のリゾートエリアでは、通常通りの営業が続けられていたのですが、8月5日、現地時間の午後7時46分、再び大きな地震が島を襲いました。

国家災害対策庁は、マグニチュード6.9の地震により、105人の死亡と約300人の負傷者が出たと報告しています。倒壊した家屋の下敷きになっているなど、死傷者の数は今後も増える見通しです。

震源は、ロンボク島の州都マタラムより北東約50キロ、地震の深さは31キロと報告されています。

この地震により、北東部の家屋は、学校などの施設を含め80%が倒壊したとされている。島の北西に位置するダイビングなどマリンスポーツで人気のあるギリ諸島からは千人以上の人が本島へ避難し、そのうち約400人はロンボク島から離れることができたが、残りの人々は待機状態が続いています。

 

5 地震が起きたらどうすべきか

ロンボク島の地震を受け、インドネシア大手の新聞社であるKomas.com社が、「もしも地震に見舞われたらどうすべきか」という記事を掲載しているので簡潔にまとめます。

・「家庭で」

もし、地震を感じたら、自分と周りにいる家族を落下物から守るように、テーブルの下など安全なところに隠れる。頭部をヘルメット、枕、手などで覆う。

・「屋外で」

頭部を守りながら、頭上に何もない広い場所に避難する。余震が続いてやってくるかもしれないので、パニックにならずに事態が落ち着くのを待つ。

・「ショッピングモールや公共の場」

まず、パニックにならないこと。地震や火事の際はエレベーターを使わないこと。非常口を見つけ、そこから頭上に何もない広い場所へ出ること。レスキュー隊の支持に従うこと。

・「車内で」

シートベルトをしっかりとしめ、ハンドルなど固定しているものをしっかりと握る。そうすることで、地震によって、急停車しても身を守ることができる。車のスピードを落とし、止まって、何もない広場に逃げる。

・「山またはビーチで」

地震は地滑りを起こす可能性があるので、山間部にいた場合、斜面から離れて広い場所に行く。

地震はまた津波を引き起こすことがあるため、ビーチにいた場合は、なるべく高所へ逃げること。

・「地震のあと」

ひとたび揺れを感じて、止まったら、次のように行動する。

  • 屋内にいる場合は、地震の揺れがおさまったら、広場に出る。
  • けがの確認をし、もし、けがをしている人がいたら、手当をする。可能であれば、他の人を助ける。
  • 大人はガス漏れを防ぐために、ガスの元栓を閉める。
  • ガス漏れから爆発を起こす可能性があるため、火は使わない。

・「地震が起きる前に」

今後の地震に備えて、次のことを準備したい。

  • 建物に入ったら、非常口を確認しておく。
  • 建物に入ったら、自分の身を守れる大きなテーブルなどの場所を確認しておく。一方で、大きな鏡、本棚、窓などの近くには必要がなければ近づかない。
  • 地震はいつ起きるかわからないため、ベットの上にものを吊り下げないなど、常に部屋を安全にしておく。
  • インドネシアにおける、災害時の緊急用連絡先を控えておく。警察(110)、救急車(118、119)、捜索救助隊(115)、消防署(113、1131)。

 

6 ロンボク島の被害状況(8月8日までの状況)

現在、電気は復旧のめどが立っておらず、天候も悪いため、避難生活の続く高齢者や子供たちの健康面が心配されています。ロンボク島の空港は、24時間体制でフライトの手配をしていますが、島から脱出できずにいる観光客でごったがえしている状況です。政府は被害の最も大きかった地域への支援物資、救助隊、医療部隊の手配をしていますが、復旧には時間がかかりそうです。

 

7 インドネシアの地震等に関するサイト

【文・写真 さいとうかずみ】

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