【死語辞典】(80年代) ケバい/ケバケバ

(海外書き人クラブがお届けする『死語辞典』が、1980年代に流行った死語「ケバい」と「ケバケバ」の意味を解説します。用例もアリ。これであなたも死語博士!)

 

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「ケバい」は「化粧が濃すぎて、派手すぎ」の意味。「ケバケバ」はその名詞形で、「化粧が濃すぎて、派手すぎな状態。またはその女性」。基本的には女性を指す言葉で、否定的な意味で使われた。

語源はおそらく「毛羽立つ」だと思われる。ファンデーションが厚塗り過ぎて、まるで毛羽立っているように見える状態だということを表現した言葉ではないだろうか。

用例は「この間の合コンに来たマサミちゃん。かわいいんだけど、ちょっとケバいよねえ」とか、「お前、あんなケバケバが趣味だったの?」とか。一般的な傾向にすぎないが、この頃の女子大生は、「女子大」に通っている子が化粧に気合いが入りすぎてケバく、「共学の大学」に通っている子はナチュラルメイクが多かったような気がする。

「ナンパした子とホテルに入ったらオカマちゃんだった」という恐怖体験を実際にした友だちはいないが、「ナンパした子とホテルで過ごした翌朝、背格好も声も同じなのに、まったく違う顔の女の子がベッドに寝ていた」という衝撃体験をした知り合いは何人かいる。「きれいに見せたい」という女性の気持ちはわかるし、女性がきれいなのは男としてもうれしかったりもするけど、原型をとどめないほどのお化粧はどうかと思う。

『死語辞典』のチョベリグな使い方

 

1) 1950年代から2000年代にかけての死語の「意味」「時代背景」ドンピシャリと解説。「用例」も極力ワンサカ載せます。

2) 画面上のほうのメニュー欄の「死語辞典」にカーソルを合わせると、年代ごとの死語がモロ見えになります

3) 画面右側の「検索機能(虫眼鏡マーク)」に知りたい死語を打ち込むと、バッチグーな答えが得られます。

4) 世代が違う方とのコミュニケーションギャップも、パーペキに埋められます。飲み会が「どっちらけ~」になることも避けられます。

5) 死語の解説は、管理人の独断により行っています。偏りは重々承知の助。どうぞ許してチョンマゲ! (間違いのご指摘はお待ちしております)

6) 「こんな死語もある」というご投稿もウハウハ大歓迎です(すべて反映するとは限りませんが)。なお、著作権は当ブログの管理人が持つものとします。

7) 盗用や無断使用などのアン信じらブルチョベリバ行為は厳禁。管理人にまずご連絡を。リンクはご自由に貼ってください。

※【愉快な死語辞典】は、2000年に設立された海外在住の日本人ライターの集団(カメラマン、コーディネーター、翻訳者なども含む)海外書き人クラブにより運営されています。詳しくはこちらをご覧ください。

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