【死語辞典】(70年代「カ行」の死語まとめ)

海外書き人クラブがお届けする『死語辞典』。「1970年代」に流行った死語とは? そのうち「カ行」から始まるものの意味と用例・用法をまとめました。

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ガビーン!

ショックを受けたときに用いる感嘆詞(感動詞)「ガーン!」の類義語で、どちらも「ショックを受けたりビックリしたりしたけど、そんなに深刻ではない」というニュアンスをだしたいときに用いるが、「ガビーン!」のほうが〈シャレになる度〉が高い場合に用いる。

つまり「えーっ!? アンタ、マサルくんとつきあってたの? ぜーんぜん、知らなかった。ガーン!」の場合、話し手はマサルくんのことが好きである可能性が高い。一方、「えーっ!? アンタ、マサルくんとつきあってたの? ぜーんぜん、知らなかった。ガビーン!」の場合、話し手はマサルくんなんかとつきあっている聞き手の常識を疑っていることが多い。

【類義語】 ガーン!

カマトト

アニメ「カバトット」とはもちろん無関係。類義語「ぶりっこ」と同じく、「(特にいやらしいことは)何も知らない、無知で純情なフリをしている女の子」とか「本性を隠して、特に男性の前で、ネコをかぶっている女の子」というニュアンスで使われた。

起源は古く江戸時代かららしい。辞書にも載っている言葉だが、最近使われなくなったのは女性がカマトトぶる必要がいなくなったからか。

【類義語】 ぶりっ子

ガリ勉クン/ガリ勉チャン/ゲリ便クン

「がりがりと勉強ばかりしている子」のこと。「勉強もできるけど、スポーツも得意で、友だちも多くて、学級委員にも選ばれる」といった万能タイプの子には用いられず、「勉強一筋」の子に用いられた。

しかし派生語の「ゲリ便クン」はどうかと思う。意味がかなり違っているからね。

ちなみに私が以前、オーストラリア・ブリスベン発という意味でつけた「ブリス便」というエッセイをネットで連載していたころ、熱心な読者の方々は「ブリ便」という愛称をつけてくれた。……ありがたいねえ、読者は。奇跡だね。

ガールハント(する)

女の子をナンパすること。「ガールハントする」という動詞形にもなる。

用例は「なあ、今度の日曜日、渋谷にガールハントに行かない?」。

【関連語】 ボーイハント

ガンを飛ばす/ガンつける

ツッパリ用語の基礎知識。相手を睨むこと。類義語の「メンチ切る」がちょっと関西っぽいのに対して、こちらは関東風。今、使うとしたら……。

何、ガン飛ばしてんだよ!

「飛ばしてねえよ。放射線療法で散らしてんだよ!」

病院での患者と医師の会話だね。インフォームド・コンセントが大切という好例。

グラマー/グラマラス

今でいう「くびれ体型」ではない。だが「ぽっちゃり系」でもない。一応「出るところは出て、ひっこむところはひっこんでいる」体型なんだけど、「出るところはものすごく出て、ひっこむところはまあまあひっこんでいる」という感じ。

つまり「くびれ」が、「バスト・ウエスト・ヒップ」の順で「ポン・キュッ・ポン」で、「ぽっちゃり」が「ポン・ポン・ポン」(←きゃりーぱみゅぱみゅさんは無関係)だとすると、「グラマー」は「ドドン・ドン・ドドン」。別の言い方をすると、「くびれ」が82・58・83で、「ぽっちゃり」が90・90・90、「グラマー」は90・70・90くらいの感じかな。ピップフジモトの栄養ドリンク「ダダン」に出ていた女子プロレスラー、レジー・ベネットさんがいわゆるグラマー……ではないな。有名人で具体例をあげるのが難しい体型。海外だとマリリン・モンローあたりが代表例かな。

用例は「ああ。あのグラマー美女ね」。

「グラマラス」はその形容詞形。「グラマラスな美人」とか。

【関連語】 ムチムチ/ムッチムチ/ムッチリムチムチ

根性焼き

ツッパリ(不良)が手の甲や指などに火のついたタバコを押し当てて、我慢し、根性があることを見せる行為。または、そのやけどの跡

ネット検索してみたら、今でもやる人がいるらしいが、同時に「根性焼きを消したい」という相談も多かった。……若気の至りなんだうねと、ちょっと涙。

個人的には手の甲や指でなく、オチ○チンにするのが、いちばん根性がありそうでカッコいいと思ってしまうが、やっぱり他人に見せやすいところがいいのだろうね。

コンドーさん

コンドームのこと。個人的な見解を言わせてもらえば、「コンドーくん」であるべきだと思うのだが……。いずれにせよ、ごめんね、日本全国の近藤さん。

【類義語】 サック 帽子

 

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※ このページのいちばん下に【『死語辞典』のチョベリグな使い方】を記しました。そちらもぜひご覧ください。

 

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『死語辞典』のチョベリグな使い方

 

1) 1950年代から2000年代にかけての死語の「意味」「時代背景」ドンピシャリと解説。「用例」も極力ワンサカ載せます。

2) 画面上のほうのメニュー欄の「死語辞典」にカーソルを合わせると、年代ごとの死語がモロ見えになります

3) 画面右側の「検索機能(虫眼鏡マーク)」に知りたい死語を打ち込むと、バッチグーな答えが得られます。

4) 世代が違う方とのコミュニケーションギャップも、パーペキに埋められます。飲み会が「どっちらけ~」になることも避けられます。

5) 死語の解説は、管理人の独断により行っています。偏りは重々承知の助。どうぞ許してチョンマゲ! (間違いのご指摘はお待ちしております)

6) 「こんな死語もある」というご投稿もウハウハ大歓迎です(すべて反映するとは限りませんが)。なお、著作権は当ブログの管理人が持つものとします。

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