【死語辞典】(50年代以前「カ行」の死語まとめ)

海外書き人クラブがお届けする『死語辞典』。「1950年代以前」に流行った死語とは? そのうち「カ行」から始まるものの意味と用例・用法をまとめました。

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合点だ/合点でい

了解した」という意味。「江戸っ子弁」化させた「合点でい」は、今でも時代劇でき基本フレーズ。

上司や先生に何かを依頼されたとき、ぜひ「合点でい!」と使ってみよう。そのとき右手の親指の付け根で右の鼻の穴をこすりながら、左膝を曲げて足の裏を右足の膝あたりにあてて軽くジャンプしてから、おもむろに駆けだすのをお忘れなく。さもないと、上司や先生から「おまえさん、何をクズクズしてんだい。このうすらとんかちが!」と言われるからね。

または口やかましい上司から「『了解です』じゃないだろう、『了解です』じゃ!」と叱責された新入社員くんは次回から「合点でい」と使うといいと思う。すぐに上司との縁も切れるから。その会社との縁も。

【類義語】 合点承知助(がってんしょうちのすけ)

合点承知助(がってんしょうちのすけ)

「合点」と「承知」を合わせた言葉。意味はそのまま「わかりました」「了解しました」。同じ言葉の意味を重ねているから二倍理解していると考えるのは早合点で、たいていの場合こういう言葉づかいをする人間は半分もわかっちゃいない。このことから、「言葉と意味はしばしば反比例する」という事実を「ガッテン・ショウチノスケの定理」と言う人も若干一名ほどいる。

【類義語】 合点だ/合点でい

かっぺ

「いなかっぺ」からの略だっぺ。「田舎者」の意味。たとえば「アイツは、かっぺだからな」とか、「いまでもふんどししめてるところが、かっぺなんだよな、アイツは」とか。……今では、「かっぺ」という言葉を使うほうが、田舎モンっぽい感じがする。

そう言えば、『いなかっぺ大将』(1970年~。雑誌での漫画連載は1968年~)というテレビアニメがあった。子ども向けのアニメとしてはかなり露出が多く、同時期の『ハレンチ学園』と人気を二分した。……念のため書いておくが、『いなかっぺ大将』で露出するのは、主人公の男の子・大ちゃんだけ。

【関連語】 ダサイタマ

クルクルパー

バカ」の意味。ただ「しょーもない行動をするバカ」をイメージではなく、「そもそも知的水準が低い人」という雰囲気があって、小学生の間でも「さすがにこの言葉はまずいだろう」という自主規制が働いていた。そこで実際に言葉を発するのではなく、「アイツ、コレ、だから」の「コレ」を言うときに、人差し指をクルクルと二度まわし、手をパーに広げるジェスチャーをすることが多かった。それもいつしか消えていったけど、「クルクルパー」のポーズができる人って、何年以前の生まれなんだろうね。

【類義語】 パッパラバー 左巻き

グロッキー

シルベスター・スタローンの初主演映画。はい、それは『ロッキー』です。でも、ロッキーみたいに打ちのめされてかどうかはしらないが、とにかく疲労困憊の状態を「グロッキー」と称した。「ヘロヘロ」の意味。

用法としては闘志満々でガウンを脱ぎ捨て、したなめずりしている奥さんに「残業続きで、もうグロッキーなんだ。今日は勘弁してくれ」とか、「飲みすぎてグロッキーなんだよ。今日は勘弁してくれ」とか、「徹マン明けでグロッキー。今日は勘弁してくれ」とか。

ちなみに、若い読者に解説しておくと「徹マン」の「マン」とは、「麻雀」のことね。なぜ「徹マー」じゃなく、紛らわしい「徹マン」というようになったのか不明。下ネタ嫌いの私としては、ちょっと抗議したい気分だ。とにかくこのころはカラオケとかゲーセンとかなかったから、飲むのと麻雀するのが二大娯楽だったんだと思う。

語源は英語の“Groggy”(グロギー。「ギ」が濁音)で、「酩酊状態になる」の意味

【類義語】 へべれけ

コスい/スコい

ケチ」「セコい」「こずるい」「ずるがしこい」「細かい」「妙に狡猾だ」といった意味。「こすっからい」を省略した言葉だと思っていたが、辞書にはそう書かれていなかった。

たとえば「どうでもいい用例を出して文字数を稼ごうなんて、そんなコスいこと、考えるんじゃないよ」とか。すみません。

こんこんちき

もともとは「キツネ」の意味らしい。通常単独で用いられることはなく、ののしり言葉の後につけて、意味を強調する。

たとえば「こ~の、大バカ者の、こんこんちきが!」とか、「うすらとんかちの、こんこんちきが!」とか。

【類義語】 アンポンタン オンタンチン/オタンチン オタンコナス トンチンカン トウヘンボク でくのぼう うすらとんかち イカレポンチ すっとこどっこい

 

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※ このページのいちばん下に【『死語辞典』のチョベリグな使い方】を記しました。そちらもぜひご覧ください。

 

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『死語辞典』のチョベリグな使い方

 

1) 1950年代から2000年代にかけての死語の「意味」「時代背景」ドンピシャリと解説。「用例」も極力ワンサカ載せます。

2) 画面上のほうのメニュー欄の「死語辞典」にカーソルを合わせると、年代ごとの死語がモロ見えになります

3) 画面右側の「検索機能(虫眼鏡マーク)」に知りたい死語を打ち込むと、バッチグーな答えが得られます。

4) 世代が違う方とのコミュニケーションギャップも、パーペキに埋められます。飲み会が「どっちらけ~」になることも避けられます。

5) 死語の解説は、管理人の独断により行っています。偏りは重々承知の助。どうぞ許してチョンマゲ! (間違いのご指摘はお待ちしております)

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